広告運用で成果が出ない原因と見直し方

LP制作50万円は高い?
この記事の結論

広告を出しているのに問い合わせや購入が増えないときは、いきなり広告文だけを直すのではなく、どこで止まっているかを分けて見ます。

広告運用で成果が出ないときにまず分ける4つの状態

広告運用で成果が出ない原因は、大きく分けると次の4つです。

  • 広告が十分に表示されていない
  • 表示はあるのにクリックされていない
  • クリック後、ランディングページやフォームで離脱されている
  • 成果が正しく計測できていない

広告が表示されていないなら、まず配信地域、ターゲット、予算、入札設定を見ます。

表示はあるのにクリックされていないなら、広告文やキーワードが読者の探している内容とずれているかもしれません。

クリックはあるのに問い合わせが少ないなら、広告ではなくランディングページやフォームに原因があることもあります。たとえば、広告では「無料相談」と書いているのに、ページを開くと料金や相談方法が分かりにくい場合です。

成果が正しく計測できていない場合もあります。問い合わせが発生しているのに、広告管理画面や解析ツールに反映されていなければ、どの施策が良かったのか判断できません。

広告の数字は表示から問い合わせまで順番に確認する

広告改善後に表示、クリック、LP到達、問い合わせを順番に見て最後にCPAを確認する図解
工程ごとの数字を見て、最後にCPAで費用対効果を確認します。

最初に見るのは、表示回数です。

表示回数が少ない場合は、広告が十分に配信されていません。配信地域が狭すぎないか、予算が早い時間に使い切られていないか、入札が弱すぎないかを見ます。

次にクリック率を見ます。クリック率とは、広告が表示された回数のうち、どれくらいクリックされたかを示す数字です。

クリック率が低い場合は、広告文の見出し、説明文、キーワードとの一致を見直します。「安い」「早い」「実績がある」だけでは弱いこともあります。誰に向けた広告なのか、何を解決できるのかが一目で分かる表現にします。

クリックはあるのに問い合わせが少ない場合は、ランディングページを見ます。ページの表示が遅い、スマホで読みにくい、問い合わせボタンが見つけにくい、フォームの入力項目が多いと、途中で離脱されやすくなります。

最後に、計測が合っているかを確認します。フォーム送信、電話タップ、LINE追加など、成果として見たい行動が正しく記録されているかをテストします。

原因ごとに広告文・LP・フォーム・計測を見直す

広告運用で成果が出ない原因を表示不足、クリック不足、LP離脱、計測ずれに分ける図解
表示、クリック、LP、計測に分けると、広告文を直すべきか、ページやフォームを直すべきかを判断しやすくなります。

すべてを一度に直すと、何が成果につながったのか分からなくなります。まずは、数字が大きく落ちている箇所から1〜2点だけ直します。

  • 表示が少ない:配信地域、予算、入札設定を見直す
  • クリック率が低い:広告文、キーワード、訴求を見直す
  • クリック後に離脱が多い:ランディングページの内容、速度、ボタン位置を見直す
  • 問い合わせまで進まない:フォーム項目、入力エラー、電話やLINEの導線を見直す
  • 数字が合わない:タグ、イベント、コンバージョン設定を見直す

たとえば、表示は多いのにクリック率が低いなら、まず広告文を変えます。この段階でランディングページまで大きく変えると、広告文が効いたのか、ページ変更が効いたのか分かりにくくなります。

クリックは多いのに問い合わせが少ないなら、広告文よりもランディングページやフォームを優先します。広告で期待した内容と、ページに書かれている内容がずれていないかを見るのが先です。

改善後は問い合わせ数と問い合わせ1件あたりの広告費を同じ期間で見る

改善した後は、全体の問い合わせ数だけで判断しないようにします。どの段階が良くなったのかを見ることが大切です。

主に見る数字は次の通りです。

  • 表示回数
  • クリック率
  • クリック単価
  • ランディングページ到達率
  • 問い合わせ完了数
  • 問い合わせ1件あたりの広告費

クリック単価とは、1回クリックされるごとにかかった広告費のことです。問い合わせ1件あたりの広告費とは、1件の問い合わせを得るためにかかった広告費のことです。

たとえば、広告費が10万円で問い合わせが5件なら、問い合わせ1件あたりの広告費は2万円です。改善後に問い合わせ数が増えて、この金額が下がっていれば、費用対効果は良くなっています。

比較するときは、同じ曜日や同じ期間で見ます。昨日と今日だけを比べると、曜日や時期の影響で判断を間違えることがあります。少なくとも1〜2週間ほどは同じ条件で見た方が判断しやすくなります。

自分で直すか専門家に相談するかの判断基準

数字を見ても原因が分からない場合や、改善しても成果が変わらない場合は、外部への相談を検討します。

相談前には、次の情報をまとめておくと話が早く進みます。

  • 直近の広告データ
  • 配信している広告文
  • 配信地域やターゲット
  • ランディングページのURL
  • これまでに直した内容
  • 成果として見ている行動

外部に相談するときは、「広告だけを見てほしい」のか、「ランディングページやフォームまで見てほしい」のかを先に決めておきます。

広告運用の成果は、広告文だけで決まるわけではありません。表示、クリック、ページ、フォーム、計測のどこで止まっているかを分けて見ることで、次に直す場所が見えやすくなります。

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